SNOWアプリを使い続けると、ストレージの容量を圧迫してしまうことがあります。特に、動画を撮影するとデータ量が増え、スマホの空き容量が減ってしまうこともあります。
この記事では、SNOWの容量がどのように増えるのかを実際に検証し、不要なデータを削除して容量を減らす方法を紹介します。
iPhone版とAndroid版でそれぞれ異なる削除方法があるため、自分の端末に合った方法を試して、ストレージの管理を最適化しましょう。
iPhone版SNOWの容量を減らす方法
SNOWの容量が増える原因は?動画撮影で検証!
SNOWを使用するうえで、どのデータが増えるのかを確認するために、一番容量を使いそうな動画撮影(1分)を繰り返し行い検証しました。
その結果、SNOWアプリのアプリサイズは常に234.1MBで変わらず、書類とデータだけが増減していることが分かりました。
検証結果の流れ
- 撮影前の容量
書類とデータ:237.3MB - 1回目の撮影後
書類とデータ:246.2MB(+約9MB) - 2回目の撮影後
書類とデータ:246.2MB(変化なし) - 3回目の撮影後
書類とデータ:237.2MB(約9MB減少) - 4回目の撮影後
書類とデータ:246.4MB(再び増加) - 5回目の撮影後
書類とデータ:237.5MB(再び減少し、撮影前に近い値に戻る)
検証から分かったこと
- 動画を撮影すると一時的に書類とデータの容量が増えるが、一定のタイミングでリセットされる。
- アプリ本体のサイズ(234.1MB)は変わらず、増減するのは書類とデータのみ。
- 増減の動きは不規則に見えるが、キャッシュの自動削除機能が働いている可能性が高い。
- 長期間使用しているとキャッシュが溜まり続け、削除されないデータもある可能性がある。
- SNOWの容量は合計で500MB前後は最低限必要で、1GB程度までなら使用状況に応じて許容範囲と考えられることが多い。
- 1GBを超えている場合は、不要なデータを削除するとストレージの節約につながる。
iPhoneでSNOWの容量を減らす手順
検証の結果、SNOWにはキャッシュの自動削除機能が働いている可能性が高いですが、長期間使用すると不要なデータが蓄積することがあります。
iPhone版のSNOWには、キャッシュだけを削除する機能がないため、容量を減らすにはアプリを一度削除し、再インストールします。
手順は次のとおりです。
- iPhoneのホーム画面でSNOWアプリを長押しする
- 「Appを削除」を選択してアンインストール
- App Storeを開き、「SNOW」を検索して再インストール
ただし、検証結果から、SNOWの使用には最低でも500MB前後のストレージが必要で、1GB程度までなら使用状況に応じて許容範囲と考えられます。そのため、1GB程度であれば、すぐに削除せず様子を見るのも一つの選択肢です。
Android版SNOWの容量を減らす方法
SNOWのストレージ増加を調査!動画撮影でデータ容量を検証
Android版のSNOWでは、どのデータが増えていくのかを確認するために、iPhone版と同じく1分間の動画撮影を繰り返して検証しました。
その結果、「アプリサイズ」は変わらず、「データ」の項目が大幅に増加することが分かりました。また、「キャッシュ」も微増するものの、影響は小さいことが確認できました。
検証結果の流れ
- 撮影前
- データ:119MB
- キャッシュ:2.78MB
- 1回目の撮影後
- データ:165MB(+46MB)
- キャッシュ:2.78MB(変化なし)
- 2回目の撮影後
- データ:218MB(+53MB)
- キャッシュ:2.97MB(+0.19MB)
- 3回目の撮影後
- データ:268MB(+50MB)
- キャッシュ:3.05MB(+0.08MB)
- 4回目の撮影後
- データ:319MB(+51MB)
- キャッシュ:3.18MB(+0.13MB)
- 5回目の撮影後
- データ:368MB(+49MB)
- キャッシュ:3.19MB(+0.01MB)
検証から分かったこと
- 動画を撮影すると「データ」の項目が増え続けるが、iPhone版のようにリセットされる動きは見られなかった。
- アプリサイズ(本体)は常に347MBで変化なし。
- キャッシュもわずかに増加するが、全体の容量に与える影響は小さい(5回撮影しても約0.41MB増加)。
- 「データ」の項目は撮影ごとに約50MBずつ増えていくため、長期間使用するとストレージの圧迫につながる可能性が高い。
- Android版ではキャッシュが増えても自動的に削除される動きは見られず、手動で削除する必要がある。
AndroidでSNOWの容量を減らす手順
Android版のSNOWでは、iPhone版と違い、「アプリのデータ」と「キャッシュ」を個別に削除する機能があるため、アプリを削除せずに容量を減らせます。
手順
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」を選択
- リストから「SNOW」を選択
- 「ストレージとキャッシュ」を開く
- 「キャッシュを削除」または「ストレージを消去(データを削除)」を選択
削除の違いについて
- 「キャッシュを削除」 → キャッシュのみ削除。効果は小さいが、設定などには影響なし。
- 「ストレージを消去(データを削除)」 → アプリのデータが初期化されるため、容量を大幅に減らせる。ただし、SNOWが初期状態に戻るため、再設定が必要になる。
iPhone版と異なり、アプリを削除しなくても容量を減らせるのがAndroid版のメリットです。ただし、長期間使用すると「データ」の増加が続くため、定期的に手動で削除するのがおすすめです。
まとめ
SNOWの使用により増えるデータの傾向を検証した結果、iPhone版では書類とデータが一定のタイミングでリセットされる動きが見られる一方で、Android版ではデータ量が増え続けることが分かりました。
iPhone版ではキャッシュを直接削除する機能がなく、容量を減らすにはアプリを再インストールする必要があります。一方、Android版では「データの削除」や「キャッシュの削除」が可能で、アプリを削除せずにストレージを整理できます。
SNOWのデータが1GBを超える場合は、不要なデータを削除することでスマホの空き容量を確保できます。特に、長期間使用している場合は定期的な管理がおすすめです。
自分のスマホに合った方法でストレージの容量を最適化し、快適にSNOWを使いましょう。